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2012年06月17日

<マッキンリー遭難>「危ない」間に合わず 山岳連盟会見

<マッキンリー遭難>「危ない」間に合わず 山岳連盟会見

毎日新聞 6月17日(日)13時43分配信

<マッキンリー遭難>「危ない」間に合わず 山岳連盟会見
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5人が遭難した状況などを説明する宮城県勤労者山岳連盟の赤間弘記会長(左)ら=仙台市青葉区の連盟事務所で、2012年6月17日午前10時1分、竹田直人撮影

 「『サーッ』という音がして振り返ったら、雪崩はすでに足元に迫っていた」。宮城県勤労者山岳連盟所属の5人が巻き込まれた米アラスカ州のマッキンリー山の雪崩。唯一自力で下山した扇等さん(69)から電話で報告を受けた赤間弘記会長(65)は17日、仙台市内の連盟事務所で記者会見し「登山隊の準備や計画は問題がなかったと思うが巻き込まれた。不運で悔しい」と仲間の無事を祈った。

【遭難の一報と現場写真】米マッキンリー:雪崩で日本人4人不明 1人は自力で下山

 会見によると、5人は天候の悪化などのため登頂を断念し、現地時間13日未明から下山を開始。クレバスへの転落防止のため、50メートルのザイルでつながった状態で縦列で歩いていた。登山隊長の扇さんは最後尾。雪崩に気づき、約10メートル前の4人に「危ない」と叫んだが間に合わなかった。

 扇さんも雪崩に巻き込まれ、気がついた時にはクレバスの深さ約20メートル付近。荷物が氷壁に引っかかり転落を免れた。自力ではい上がり、しばらく現場で4人を捜したが見つからず1人で下山。日本時間15日午後4時ごろ、赤間会長に電話で報告した。扇さんは「大声を出して呼んでも、4人から応答はなかった。かなり大きな雪崩だった」と冷静に話していたという。

 5人は10年からマッキンリー山登頂を計画。当初は昨年の予定だったが、東日本大震災の影響で延期していた。【竹田直人】

 ◇「根っからの山好き」声落とす知人

 加藤慶昭さんは山岳愛好家でつくる「古川どっぽ山の会」(宮城県大崎市)の会長を四半世紀近く務め、須田正子さんと鈴木道子さんも同会会員だった。

 同会の佐藤泰治副会長によると、加藤さんは09年にヒマラヤ、10年にはアフリカのキリマンジャロに登頂。県勤労者山岳連盟の遭難対策隊長も務め、登山愛好者らに滑落時の体の止め方やザイルの使い方を指導していた。雪を掘って雪崩の起きやすい層かを見極める力もあったという。

 デイサービス施設を運営する須田さんは先月、佐藤副会長から冗談交じりに「ヒマラヤの方が良くないか」と言われ「前々から決めてあることだから」とマッキンリー登山への決意をのぞかせた。鈴木道子さんは昨年10月、北アルプス常念岳(長野県)へアイゼンを携行したが、例年より雪が少なく、今回の登山の訓練にならず悔しがっていたという。

 仙台市青葉区の鈴木玉雄さん宅の近所の男性(54)によると、鈴木さんは約3年前に資格を取った庭師の仕事をしながら、山登りを楽しんでいた。東日本大震災では、地元の避難所設置を先頭で進めるなど町内の中心的存在だったという。男性は「根っからの山好きで、住民同士で集まってお酒を飲む時もよく山の話を聞かせてくれた」と声を落とした。【小原博人、金森崇之】


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