東京電力は14日、福島第1原発事故で寺院が放射性物質で汚染された福島県南相馬市などの住職が要求していた賠償に関する直接交渉について、29日に本社で応じると回答した。住職18人でつくる「東電原発事故被災寺院復興対策の会」（半谷隆信会長）が明らかにした。
　同会は8日に送付した要求書で、高濃度の放射線に汚染された区域にある寺院の移転などのほか、取締役クラスとの面談による交渉を求めていた。